2018/01/14 14:57

 

みなさま、新年あけましておめでとうございます。といってももう10日以上過ぎてしまいました。
早いものです。
そして、これがブログの初エントリーになります。
実店舗の方は去年の10月から営業をしているのですが、多忙にかまけ今日となってしまいました。
というわけで、記念すべき最初のエントリーに紹介させていただくのはこちらの本です。

「おむかえパパ」 主婦の友社
ナディーヌ・ブランコム (さく)、‎ オレリー・ギュレ (え)、‎ 中川 ひろたか (やく)

ある朝のこと、いつものようにパパと子どもはパパの車で保育園へ。しかし、その朝はなんだか車の調子がよくありません。それでも無事に保育園へたどり着くと、子どもはちょっと心配になってきました。
「もし また くるまがうごかなくなったら パパ、おむかえに こられないよね」
パパはこたえます。
 「でも、そうなったら となりの おじさんの あかいトラクターを かりて おむかえに いくよ」
それでも子どもはたずねます。
 「でもさぁ、そのトラクターも うごかなかったら どうするの?」
「そのときは きみの なかよしの しろくまちゃんに つれてってもらうさ」
「でもさぁ…」
「そしたら…」
「でも…」
「そのときは…」

さいごは、パパは自分の足で、どんなことがあってもかならずおむかえにいくと約束します。

ぜったいおむかえにきてほしい子どもと、どんなことがあってもかならずおむかえにいくパパの会話がたまらなく可愛いです。
今まさに小さな子どもの子育て真っ最中のパパはもちろん、ママにもぜひ読んでほしいです。
今では子どもが大きくなって子育ても少し一段落という人にも、またかつてお迎えに来てもらったり、本を読み聞かせてもらったりした、かつての小さな子どもたちにも、おすすめの一冊です。